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クリスマス商材のリサーチは1年以上前から始まります。毎年10月に開催される香港と中国のギフトショーを皮切りに、欧州での展示会にも参加して海外のサンプル商品を集めていきます。11月中旬になると、国内の店頭に並び始めるクリスマス商品をリサーチして、今年のトレンドだけでなく翌年の流行の予測もしていきます。今回の『アドベント・カレンダー』は、イギリスの百貨店で見つけた商品がヒントになったもので、サンプルとして商品を持ち帰り、日本での企画・開発に当たりました。

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翌1月〜2月には1年後のクリスマス商品の方向性を固めていきます。年内までのリサーチをもとに今年の流行を予測。デザインを起こし、スタッフ間で意見を出し合いながら、何度もラフ案を練っていきます。また、商品ごとの素材もプラスチック、布、缶など、あらゆる可能性を検討し、イメージに合った商品作りを目指していきます。
イギリスで見つけたこの商品は箱型であったのに対し、当社の商品はツリー型にするというアイデアを盛り込みました。 
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ある程度の企画が出来上がった段階で、各取引先に商品プランを説明し“あたり”を伺うとともに、逆にお客様からの要望やアイデアも商品に取り入れて具体的な形にしていきます。
春には試作品を完成させ、同時にカタログ制作にも着手していきます。これらは、お客様からオーダーをいただくための重要なツールです。工場や素材調達先は中国、お菓子の仕入れは国内や欧州からと、同時並行で様々な対応をしながらも、当然高いクォリティが求められます。出来上がった試作品に対しても、アイデアの追加や素材変更が入ることも珍しくありません。
『アドベント・カレンダー』には、日付別に異なる種類のお菓子を入れるというアイデアが追加されましたので、別のお菓子の調達先を急遽探して回ったという苦労がありました。 
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『アドベント・カレンダー』は既存のお客様からの反応も良く、商品の特性からも、これまで取引がなかったテーマパークや生活雑貨店などにも拡販できるとみて、6・7月に一気に営業受注攻勢をかけました。狙いは見事に的中し、ソニープラザや無印良品、など4種類のショップ別注商品を展開できるまでに至りました。
しかし、簡単にオーダーを取れる商品ばかりではなく、中には必要オーダー数に届かず生産中止になってしまう厳しい商品もあります。大事なのは、好評な商品だけでなく、様々な商品を組み合わせ、どのような売場提案をするかという点です。 
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8月には生産に入りますが、生産数は営業受注した数量だけでなく、その後のフォロー投入分などを見込み戦略的に決定します。在庫過多あるいは欠品にならないよう、適正数量の生産が求められます。
そして10月には厳重な商品管理のもとに出荷。季節商品であるため、当然ながら納期は厳守です。1週間の遅れが多大な損失を招くビジネスであるため、仕入担当者は胃が痛くなる思いで海外の生産業者と綿密なスケジュール調整を行います。11月の声を聞く頃になると、前年から企画した商品がようやく店頭に並び始めます。お客さまが嬉しそうに手に取り購入する姿に、大きな達成感を覚えることでしょう。


