- 7:40
- メールチェック。後輩からの報告を聞いて、今後の活動方針を指示。
- 9:00
- 営業会議。外食業界の動向や分析をしながら、次なる戦略を練る。
- 10:00
- 早朝に商談がない時は、輸入雑貨やおもちゃなどを企画提案・販売しているピーキューブ事業部の会議に出席。さまざまな情報を交換する。
- 11:30
- 午後からの取引先との打ち合わせに向かうため、早めに会社を出る。途中で軽く、そば屋で昼食を済ます。
- 13:00
- 埼玉県の外食企業で打ち合わせ。レシピブックを活用しながら新食材の提案をする。
- 15:00
- 千葉県の外食企業で打ち合わせ。担当者から希望食材をヒアリング。
- 16:30
- 帰社後、中国メーカーの商材開発担当者との打ち合わせに顔を出す。
- 17:00
- 海外に出張していた後輩からの報告を聞く。ちょっと気になる話題が出て、グループ内ミーティングに発展。
- 20:00
- お客様に配信しているメルマガを作成。
- 21:00
- 帰宅。

世界各国を相手にビジネスを展開するワールド食材事業部
ワールド食材事業部は、アメリカ以外の世界各国を相手にありとあらゆる品々を取引する部署です。なかでも私が所属する第一グループは、おもにフルーツや野菜など高品質の生鮮食材を輸入し、日本国内のファミリーレストランなど外食企業や、洋菓子メーカーへ提供するセクションです。扱っている食材はイチゴやマンゴー、ブルーベリー、ぶどうなどが中心で、仕入先も中国やベトナムなどアジア諸国から、ニュージーランド、ペルー、チリなどワールドワイドです。しかし、いくら食材の品質がよく価格が安くても、それだけではお客様は容易に買ってはくれません。通常の交渉ごとはもちろんですが、展示会への参加、新商品のメニュー提案、お客様の立場に立ったプレゼンテーションなどを通して、食材の付加価値を高める努力をしています。とくに我が部署にはメニュー開発チームがありませんから、営業担当者がこれらの仕事をほぼすべて兼務し、それぞれが工夫を凝らしながら活動しています。
希望していない配属先でもめげずに奮闘
「ヘルシーで美味な日本食を世界に広めたい!」という単純な思いから弊社に入った私は、当初、日本食材を世界に発信しているアジア食品流通事業部を希望していました。しかし初配属は、カタログなど通信販売を主業務とするワールドギフト事業部でした。2年後には上司の「営業も経験した方がよい」という判断もあり、現部署に異動になりました。結局、自分の希望は叶えられずちょっとショックだったのですが、今から考えると自分が思ってもみなかった貴重な経験もでき、それが今の私の大きな財産になっています。たとえばワールドギフト事業部では、受注の処理から顧客対応、商品仕入やカタログ作成、その上、営業データ管理に至るあらゆる業務を遂行。猛烈に忙しかったのですが、その中でよい商材をお客様によりよく知っていただくノウハウを身につけることができました。そしてやっと仕事が面白くなってきた矢先、現部署への異動が決まったので、「よし、このノウハウを新しい仕事でも活かしてやろう!」と意気込みもひとしおでした。
前部署での経験を活かし、多彩な営業手法を発案
ギフト時代はデスク業務中心だったので、対人営業は素人でした。でも、どうせやるなら自分のやり方でと思い、初日から僕流を貫きました。お客様に提案したい商材に合わせてその商材をフィーチャーした名刺を5種類も自作し、名刺を交換したお客様には必ずお礼状を出していきました。今では全員に定期的にメルマガもお送りしています。メルマガには新しい商材の紹介から割引情報、その他「輸入レポート」と称して、仕入れた食品や雑貨など商材の分析データも掲載しています。現在、270名ほどのお客様にほぼ一週間毎にお送りしていますが、次にお会いした時など必ず話題になりますし、よい反応も出てきています。情報を発信し続け、お客様と常につながっている営業こそ、私が目指すスタイルなのです。一方、それまでワールド食材事業部にはちゃんとした商品カタログさえなかったので、ギフト時代に培ったノウハウを駆使してカタログも制作。また、新しい食材をよりよく提案するために独自のレシピブックも作り、具体的にメニュー例が目で見える資料もお渡ししています。最初は簡単なレシピばかりでしたが、最近では他の食品メーカーさんとタイアップして、互いの食材を使った本格的なメニューも登場しています。
第一グループ初の海外販路!香港への新しいルートを開拓
これまで国内のお客様を相手にしてきた第一グループですが、どうにかして海外にも販路が拡大できないかというのは、長年の懸案で、近年外食産業の伸びが著しい香港を相手にビジネスができないかということを探っていきました。そんな折、2006年11月にアジア食品流通事業部第二グループから、興味をもっている香港のバイヤーさんがいるという耳寄りな情報が入ったんです。それを上司に話したところ、「よし、やってみろ」と。第一グループでは初の試みですから失敗する訳にはいきません。商材はいちごとブルーベリー。アジア食品流通事業部第二グループと連携をとりながらプレゼン資料を練り上げ、2ヵ月弱、いかに我々の提案にメリットがあるかをアピールする準備を重ねました。もちろん、プレゼンは英語で行うので、仕事の合間を縫いながらさらなる英語力アップも図る必要がありました。そして、2007年1月のプレゼン当日----。香港島に建つあるビジネスビルの会議室で、我々は10人ものお客様側の役員を前に立っていました。緊張はしましたが、思いの他言葉も滑らかに出てくれ、提案内容にはお客様の反応も上々。プレゼン終了後に固い握手を交わした時、「正月も返上でやってきたことは100%出せた。これでだめでも思い残すことはない」と正直、目頭が熱くなりました。帰国して数日後、電話で商談が成立したことを聞かされた時は、うれしいより何よりホッとしたことをよく覚えています。今回、他部署と一緒に活動して、社内の横断的な連携の必要性がますます重要だと思いました。今後は、台湾やマカオなどアジアでの販路も拡大できればと思っています。弊社は社員の自主性をとても重んじてくれる社風なので、今後もとことん僕流でいきたいですね。


